(一社)電気設備学会九州支部
日本の農業は農業就業人口の減少や就農者の高齢化、さらには耕作放棄地の増大、異常気象の頻発など、人材と環境の両面で大きな課題を抱えている。そこで期待が集まっているのがICTなどの先端技術を活用して、
省人化や農作物の効率生産と安定供給を目指す次世代農業「スマートアグリ」である。スマートアグリの1つとして、ICT技術を活用した植物工場の開発も盛んになりパナソニックは植物工場事業に積極的に参入している。
今回の講習会では、パナソニック㈱アグリ事業推進部から講師を招き、同社が開発した自然光、水、風などの自然エネルギーを直接利用するパッシブ技術により、できるだけ電気のエネルギーに頼らずに、
作物周辺の温度、湿度などの環境をバランス良く整えるトータル環境制御システム「パッシブハウス型農業プラント」をはじめ、農業分野における電気設備の将来展望について分かりやすく説明して頂く講習会の機会を
得ましたので、奮ってご参加ください。